え、まだ続くの?なイタリア旅の振り返りです。
今回、といっても昨年のお話ですが、旅の目的ともいえるボローニャにローマから小旅行で行って参りました。
旅の目的という割には旅のほぼ終わりの小旅行。今までローマで何してたんですかね。はい、ローマは滞在するだけで十分でイベントはいりません。個人的に、ですが。
ボローニャでのお目当ては、時代物の車が勢ぞろいのAUTO e MOTO d’EPOCAです。
二輪から四輪まで、いえいえ、タンクローリーもあるので四輪どころではない、とにかく乗り物大集合の一大イベントです。
このイベントの数日前にボローニャの街は大雨に見舞われ、街は大変なことになっていました。
イベントの開催については触れられることはなかったのですが、ヴィンテージカーの搬入もあるし、果たして本当に開催されるのか、行ってみるまでわからないと覚悟をしていました。
ローマから出発の日も、続いていた悪天候を引きずっており、しとしと雨の中の旅となりました。
ローマーボローニャは最近はいつもお世話になる高速列車、イタロ。はじめて映画を上映している車両に乗りました。
画面は大きくはないですが、気づけばあっという間にボローニャに到着。
靄がかかってしとしと雨が降るボローニャの街。シチリア、ローマと半袖で眩い光を浴びていたので、なんだかずーんとした気分に。
ローマの光がすぐに恋しくなってしまいました。半袖で過ごしてきたのに芯から冷える寒さです。
いろいろと美味しい街なのに気分も盛り上がらず、近くのプーリア料理の惣菜屋さんで夕食をテイクアウトすることにしました。
翌日からパヴィリオンを相当歩くことが想定されるので、体力温存です。
お惣菜屋さんのお家の前の道路が先の大雨で泥だらけになってしまったそうで、録画した動画をみせてもらいながら、おしゃべりして宿に戻ってきました。
近年の雨はどこもかしこも尋常ではないですね。
初日。
入場料も値が張る初日(確か55ユーロだったと記憶しています)は、あまり人も多くなく、ゆったりと回ることができました。
FIAT125周年も相まって、フィアットの車以外のノベルティグッズの展示も充実していて、いつかこんなノベルティに出会えたら、という思いがでてきました。出会えてもお宝価格とは思いますが。
世の中にはまだまだこんなにスーパーカーが存在するのかという驚きと、展示販売の市なので、販売済みのボードが次々と置かれていく驚きがあります。
来場者のみなさまの瞳がきらきらしています。
貴重な車がこんなにたくさん一気に見ることができるのですから!
市を回っていると、別の場所でお会いしたことがある方がいらしたりで、2日にかけて回ったのですが、あっという間でした。
2日目は入場が通常料金の初日なので、人の出がすごく、面白いものの前には人だかりがすごかったです。
週末はさらにすごそうなことが予想されるので、じっくりと見たい方には初日をおすすめします。
ただ週末は週末のみの催しもあるようなので、理想は全日見たいところです。
2日目を回った後、21時過ぎのローマテルミニ駅着の予定でしたが、変える時間を繰り上げようとしたけれど、
やはり金曜日の列車は空きが少なく、数本見送ってようやく空席発見しました。
ボローニャの高速鉄道はホームが地下深いから苦手です。今回はボローニャ駅での上下車だったのでまだいいですが、ボローニャ駅で高速鉄道からローカル線に乗り換えるのは難儀です。地下数回の上下移動と、駐車場を横切る水平移動と。
身軽ならまだしも、エレベーターを使う必要がある荷物量の時は大変です。
とても苦手な駅です。
時間を繰り上げて、まだ明るいローマに着いて、ほっとしました。
テルミニから乗ったタクシーはどうやらローマの南に明るくない人のようで、この道行く?と途中、警戒したのですが、
滞在先近くの古代ローマ水道橋のアーチをくぐった時にようやく腰を深くかけることができました。
運転手も端数を切って値段を言ってきたので、あまりうまくない道だった自覚はあったようでした。
各段高くなったわけでもないし、チップも含む意味でメーターの表示額を支払いました。
正直な方、いろいろな運転手がいますね、タクシー。
長いこと行きたいと思っていたAUTO e MOTO d’EPOCAに行くことができて、にんまり、です。











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