アメリゴ・ヴェスプッチ号

先日、東京国際クルーズターミナルに停泊していたイタリア海軍の練習帆船であるアメリーゴ・ヴェスプッチ号に乗船してきました。

東京に寄稿していたのは8月25日から30日まで。

国際ターミナルにはヴィラッジョ・イタリアが開かれ、イタリアの文化を紹介していました。

映画から音楽、そしてアペリティーボコーナーではおいしいものも振舞われていました。

乗船するといろいろ質問にも答えてくれたり、海図の前で写真を撮りましょうと声をかけてくれたり、

私たちを楽しませてくれるのは、イタリアの外の日本であっても同じで、イタリアのホスピタリティを改めて強く感じました。

その日は音楽隊の演奏もあり、小さな子どもから大人までが指揮者となって聴衆といっしょに大盛り上がり。

イタリアを訪れる多くの人が、こうしてイタリアを好きになっていくのを改めて気付かされた気がします。

もうイタリアの魅力をこれでもかというほど見せつけられた感じです。

ここは東京、ホストはこちらのはずなのに、イタリアのホスピタリティを感じてしまいました。

台風が心配のなか、8月30日に旅立って行きましたが、次の寄港地はフィリピン。

そこでも人々を魅了することでしょう。

旅先でヴェスプッチ号に会えるかもしれませんね。

世界28ヵ国を周り、2023年7月1日に出発してイタリアに戻るのは2025年だそうです。

世界で一番美しい船アメリゴ・ヴェスプッチ号はほぼ100年前に作られた海上をゆくアンティーク。

船尾の船名の文字版の自体が時を感じさせるものでした。

船上では船長クラスの部屋の入り口の窓ガラスのエッチングも字体と共に美しいものでした。

なんといっても船越しに我がふるさと東京の風景が見えるのがなんとも言えない感覚でした。

イタリア越しの東京、のような。

Buon viaggio~よい旅をの意味合いで帆船にはBuon Vento~よい風が吹きますように でお見送り。

BUON VENTO!

アメリゴ・ヴェスプッチ号を追跡もできるホームページはこちらから(日本語もあります)

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