イタリア映画祭2025が終わってしまいました。
今年はオンライン上映がありません。25周年記念だったようです。
ここ数年、イタリア映画祭とイタリア展の出展が見事に重なり、イタリア映画祭を会場で楽しむことはありません。
イタリア展に来ていただいた方から、今俳優の誰それと会えたんですよ~とうらやましいお話をいいなぁ!とうらやましがっているばかり。
オンラインで楽しんでいたのですが、人気のある映画はぼんやりしていると規定の上映数になって購入できません。
今年もとりあえずチェックしてみるとヴァレリオ・マスタンドレアの映画が2本も。うち一本は本人監督&出演。
アリタリアやITAエアウェイズを使う楽しみの一つにイタリア映画鑑賞があります。
乗ったらまずはイタリア映画でヴァレリオ・マスタンドレア出演の映画を探して鑑賞。
東京からローマまではほとんど映画を観て過ごしています。
ボヘミアンラプソディがあったときはフレディにイタリア語をしゃべってもらうためにイタリア語版、でもやっぱりね、とオリジナル見直し、と行き帰りと4回鑑賞。
そう、今年は2本のヴァレリオ・マスタンドレア出演映画をあきらめました。最初は。
2025年のプログラムが発表されてからもう一度公式ページに行くと、ヴァレリオ・マスタンドレア登壇とあるではないですか!
後先考えずまずはチケットを購入。当日のイタリア展のことは改めて考えよう!
え~質問とかあるよね、何聞く?とか2週間ほどのハイテンション。
幸い日本橋から銀座は近くて午前中はイタリア展に立ち、午後一番の上映だったのでillyカフェでイタリアモードつなげてランチ。
朝日ホールに向かうと同じイタリア展出展の映画好きの方発見!
前から2番目を陣取って映画を始まるのを待ちました。
すると通訳の方といっしょに映画前にヴァレリオ・マスタンドレア登壇。
わわわぁ、心の準備できてない~。
手の骨が折れるくらい拍手~。
よれよれの白いTシャツにグレーのデニムってローマっぽいスタイルだよねと思いながら、「雨でこんな格好ですみません」と始まりました。
フィレンツェはシャツインのイメージです。はい、勝手なイメーですよ。
数分お話している間に、パオロ・ジェノベーゼ監督が観客席に登場。どうやら監督待ちのつなぎの登壇だったようで、マスタンドレアは遅刻とは恥を知りなさい、と冗談交じりに。そして周りの人は映画中眠ってたら起こしてやって、と笑いに包まれた会場で始まりました。
あ~来てよかった。
「Nonostante ~にもかかわらず」が始まりました。
ファンタージとひと言では表せない考える映画。上映後の製作秘話を聞いてやはりもう一度見たい。
どこかでまた上映されることを期待しています。
他にも見たい映画はたくさんありました。パオロ・ジェノベーゼ監督のFollaMenteも見たかったし、もうひとつのマスタンドレア出演作品、La Prima Cosa Bellaも見たかった~。
誰もが東京や大阪の限られた期間に来られるわけではないので、やはりオンラインは開催してほしいです。
上映と舞台挨拶が終わったあと、さてイタリア展に戻ろうと駆け下りましたが、楽屋のぞいてみようかなときびすを返したところ、マスタンドレアがホワイエに降りて来るではありませんか。
そうなったら握手求めちゃえ、と握手。なんだかサインの列ができていたので並んでみました。
そして写真もいっしょに撮ってもらいました。
とてもsimpaticoでした。
ますますの活躍を期待しております。監督業も楽しいみたいですが、俳優業もよろしくです。
最近、C’e ancora domani ドマーニ! 愛のことづてをみたばかりだったので、あの中でのマッチョなマスタンドレアとは大違いです。
まわりの人びとと、すごいファンサービス!と話しておりました。
その後、どなたかのInstagramで和食に舌鼓を打っている動画が流れてきて、しかもお気に召したようすが流れてきました。
本人はソーシャルメディはやっていないので、やりそうにないですね、また映画でお目にかかれたらと思います。
いや~サインはフレームに入れて飾ってあります。
子どもの頃に野球選手にサインもらって以来かな。
今はすっかりイタリア映画の顔ですが、最初は、懐かしいPiottaのミュージックビデオの人。
これまた好きなバンドTiromancinoのLa Discrizione di un attimoのミュージックビデオのナンセンス?な映像の人でしたが、気づけばよいイタリア映画にいろいろな役柄で出ているイタリアを代表する俳優の一人ですね。
Piottaは最近ではドラマなどの音楽を手がけており、活躍中。
TiromancinoはLa Discrizione di un attimo25周年コンサートで巡業するみたい。
三者ともずっと応援しています~。

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